外傷から人工関節まで、幅広い手術が可能
整形外科

治療について

当院整形外科では、小児から高齢者まで骨·関節·筋肉·靭帯·腱·神経といった、
身体を動かしたり支えたりするための臓器(運動器と言います)の障害に対する治療を行っております。

2024年3月現在、友永真人、二井数馬の二人の整形外科常勤医により、種々の整形外科疾患に対する診療・治療を行っております。

他の医療機関とも密に連携しており、当院で対応できない状態の患者さんでも最適な治療が受けられるように配慮しております。(※病状によっては専門病院へ紹介させていただく場合があります。)

筋骨格系の外傷に対する治療:年間約100例

(1)手術治療が必要な外傷の治療を積極的に行っております。

  • ・大腿骨近位端骨折: 大腿骨頸部骨折、大腿骨転子部骨折
  • ・その他大腿骨骨折: 骨幹部骨折
  • ・膝関節周囲骨折: 大腿骨顆部骨折、膝蓋骨骨折、脛骨高原骨折
  • ・足関節周囲骨折: 内果骨折、外果骨折、三果骨折、中足骨骨折
  • ・肩関節周囲骨折: 上腕骨近位端骨折、鎖骨骨折
  • ・肘関節周囲骨折: 上腕骨遠位端骨折、肘頭骨折
  • ・手関節周囲骨折: 橈尺骨遠位端骨折、舟状骨骨折
  • ・手指骨折: 中手骨骨折、指節骨骨折、マレット指 /li>

特に大腿骨近位端骨折に対しては、ほとんどの症例で受傷後48時間以内に手術対応できる体制を整えています。

(2)手術を必要としない骨折や捻挫などの外傷

必要に応じてレントゲン・CT・MRIなどの検査の結果、治療方針を決定いたします。
ギプスや装具の作成などで患部の固定をし、必要に応じ投薬にて疼痛緩和を行います。その後は定期的に外来でフォローを行います。

(3)高齢者特有の骨折や外傷に対する治療および社会福祉支援

在宅での療養が困難な特に高齢者の外傷に対しては、入院して疼痛緩和治療を行い、リハビリテーションを行うことができます。
また、当院での治療後自宅への退院が困難な状況になった場合は、地域医療連携室と協力し、在宅復帰への支援や種々の施設への転院などの手続きがスムーズに可能です。

変性疾患に対する治療

(1)人工関節置換術:年間約20例

・内服治療やリハビリテーションのみでは治療困難な場合、変形性股関節症や変形性膝関節症に対し、人工股関節全置換術や人工膝関節全置換術を行っております。

(2)積極的なリハビリテーションの介入

・その他日常生活動作の支障となる腰痛・膝痛・肩関節痛・坐骨神経痛に対しては、投薬やブロック注射などの治療に加え、通院リハビリテーション・訪問リハビリテーションなどリハビリテーションの介入をせ極的に行い、治療を行っております。

骨粗鬆症に対する治療

骨粗鬆症の患者様は軽微な外傷でも脊椎や股関節周囲などの骨折が生じ、寝たきりになってしまう場合もあります。

  • ・二重エネルギー骨X線吸収測定装置(DEXA)

    2015年より導入し、正確な骨密度を測定することが可能

  • ・様々な骨粗鬆症治療薬に対応

    内服薬はもちろん、点滴製剤や自己注射製剤、半年に1回や1年に1回注射する製剤と、多種の製剤が使用可能であり、患者様の状態や要望に応じて治療が可能となっております。

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