部門紹介

放射線科

予約不要で、検査は迅速。
多種多様な検査機器で、正確な検査に努めてまいります。

放射線科では、X線撮影、CT、MRIなどをはじめとする各種検査を行っています。MRIについては世の中にまだほとんど普及していない時期にいち早く導入したこともあり、プロ野球選手が検査に来られたこともあります。

当院は、救急病院であるため24時間体制で診療、治療を行っています。放射線科においても24時間体制で検査を行っております。検査後すぐにその結果に基づいて迅速に診察いたしますので、とてもスピーディです。病院の検査は予約待ちが長くなることが一般的ですが、当院ではCTについては予約不要、MRIについても予約待ちを大幅に短縮し、その日のうちに受けていただくことも可能となっております。

当院保有の機器の特徴としては、オープンタイプのMRIを導入しており、独特の圧迫感を感じることなく受けていただくことが可能です。これにより、他のMRIでは検査が困難だった患者さんも安心して受けていただいています。CTも64列CTと最新の機械を導入することでよりスピーディーかつ高画質な検査を行っています。また、以前のCT装置と比較すると大幅に被曝線量を軽減することに成功しています。(約40%軽減)

リハビリテーション科

“楽しいリハビリテーション”となるよう心がけています。

当院のリハビリテーション科の特徴の一つが「遅くまで受け付けている」点です。仕事帰りにもお立ち寄りいただけるよう、週に3日、夜の7時半まで受け付けています。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が連携を取りながら、入院や手術直後の急性期からリハビリテーションを開始することで、患者さんの生活の質が高まることを目指しています。また、在宅復帰を目指すための病床(地域包括ケア入院管理料Ⅱ)もありますので、入院当初から在宅まである程度長期間、1人の患者さんをみることが出来ます。退院前訪問指導も行っており、退院前に家屋評価を行い、住宅改修などの提案をすることも可能です。

診療時間

診療時間
午前診(9:00~11:30)
午後診(13:00~16:30) ×
夜診(18:00~19:30) × × ×
横にスクロールできます。

理学療法士によるリハビリテーション

寝返る・起き上がる・立ち上がる・歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作が困難な方が対象となります。寝返りや歩く練習を行うのはもちろん、そのために必要な筋力や関節角度の獲得などを目的として行います。また、動作の支障となるような痛みに対して、少しでも和らぐよう機器を用いたり、ストレッチや運動指導を行ったりします。

言語聴覚士によるリハビリテーション

ことばが出てこない・呂律が回らない・話が理解できない・声が出にくい・かすれるなどのコミュニケーションが困難な方、上手に噛めない・うまく飲み込めない・むせるなどの食べることが困難な方が対象となります。また、放射線科と連携して飲み込みの検査(ビデオ嚥下造影検査)を行っております。

作業療法士によるリハビリテーション

食事・排泄・整容・更衣・入浴・買い物・調理・掃除・仕事・学校などの作業(生活行為)が困難な方が対象となります。日常生活の練習を行うのはもちろん、そのために必要な身体機能、認知機能の改善を目的として行います。また、必要に応じてスプリント(手の装具)作成や自助具・福祉用具の適応練習も行います。

施設基準

運動器リハ(I) 骨折や捻挫、変形性関節疾患などの整形外科疾患に対してのリハビリテーション
呼吸器リハ(I) COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)、喘息、肺炎などの呼吸器疾患に対してのリハビリテーション
脳血管疾患等リハ(Ⅱ) 脳卒中、パーキンソン病、顔面神経麻痺などの運動機能の改善を目指すリハビリテーション

薬剤科

正しい薬を正しい飲み方で。
患者さんに寄り添った処方が当院の強みです。

入院、外来それぞれの患者さんのためのお薬の調剤をしています。福島病院は院外処方箋を発行せず、全て院内処方によってお薬をお渡ししています。これは医療に関する全てのサービスを自らが責任をもって行いたいという病院の理念によるもので、薬剤科はその重要な仕事を担っています。

もしも薬の調剤を誤ってしまうと、患者さんに重大な影響が出てしまうこともあるため、ミスは許されません。そのため当院では、最低でも2人以上の薬剤師によるチェックを行うなどの対策をとっています。しかし、それでも万全とは言えません。いくら薬剤師が正しいお薬をお渡ししても、それを正しい用法・用量で服用していただく必要があります。当院では、患者さんが間違いにくいような工夫をするなど、改善できることは積極的に取り組んでいます。

近年ではチーム医療という考え方が医療現場に浸透しており、薬剤科もお薬に関する専門家としてチーム医療に参加し、お薬の効能や正しい使い方、飲み合わせ、副作用などについての丁寧なご説明にも力を入れています。

栄養科

福島病院栄養科 管理栄養士の役割

  • ・一般食のメニュー作製(変化に富んだおいしい食事、残飯のない、満足度の高い食事)
  • ・特別食の提案とメニュー作製(病態に適応した内容、病態の改善、治療成果の共有、経腸栄養剤の適切な使用)
  • ・食事の安全性と快適性の確保(食中毒、腐敗に対する対策、適切な時間に適切な食事)
  • ・栄養相談(過栄養患者・低栄養・特殊病態患者)
  • ・病院で働く職員への健康食の提供

高カロリー輸液は、腸を介さない栄養法であるため、腸管粘膜のバリア機構が低下し、全身的な免疫反応が抑制され低栄養患者の栄養状態の改善に寄与しないことが明らかとなりました。人にとって最も良い栄養補給は口から食べることです。食欲低下に伴う摂取量の低下、治療や外科的侵襲による栄養要求量の増大、消化管機能低下による消化吸収障害など、様々な原因に対応した適切な病院食が提供されなければなりません。

当院は既製品や冷凍食品等を極力使用せず、生の食材で家庭的な料理を調理師・管理栄養士 一丸となって提供しています。減塩食は味が薄く食べられないのでは意味がなく、おいしく食べていただけるよう努力しています。

又、福島病院栄養科は、入院中の患者さんの、食べる機能に問題がある場合、主治医や多職種と連携しながら個々の状態に応じた食事を提供しています。

栄養科構成メンバー(R5年5月現在)

常勤 管理栄養士3名、調理師6名
非常勤 管理栄養士1名(武庫川女子大学 教授 鞍田三貴)

食数(R5年5月現在)

一般食99食/日 特別食84食/日(特別食加算率44%)
職員食49食/日 託児所1食/日 外来透析2食/日

その他

管理栄養士・栄養士病院実習受け入れ有

行事食の写真

調理風景

患者さんからの手紙

臨床検査科

臨床検査科では下記の内容をご紹介しております。どうぞ参考にしてください。

  • ・12誘導心電図
  • ・ホルター心電図
  • ・血圧脈波検査(ABI)
  • ・重心動揺検査
  • ・肺活量(スパイロメトリー)
  • ・脳波検査
  • ・直腸肛門内圧検査
  • ・終夜睡眠ポリグラフィー検査 など

その他

  • ・心臓超音波検査(心エコー)
  • ・腹部超音波検査(腹部エコー)
  • ・各種健康診断
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